2014年4月28日月曜日

感想)14+ × 劇団HIT!STAGE 『血の家』 2014/4/26 19時 西鉄ホール

第8回福岡演劇フェスティバル、の観劇4つめ。

新人戯曲賞最終候補作品、佐世保の劇団のかた(HIT!STAGE 森馨由)の脚本を、初めて劇団外の、福岡の劇団のかた(14+ 中嶋さと)が演出。

ということを聞いていた、舞台。

劇団「14+」とはWATAGATA2014のプロジェクトで一緒にお仕事をすることになっているけれども、私自身が観るのは、初めて。

*14+
http://14plus.web.fc2.com/

*劇団HIT!STAGE
http://www.geocities.jp/hitstage0402/hitstage.html
https://www.facebook.com/pages/%E5%8A%87%E5%9B%A3HITSTAGE/246913632047469

舞台は2つの劇団の役者さんが混じって出演している。

鬼のような父の死、その連絡によって、あつまる姉妹たち。
安置される父のまわりで起きる言い争い、後悔、希望。

そうですね〜 

なるほど、これがお芝居なんだな〜と思いました。

場面のスペクタクル性とか、ではなく、対話で動きで、感情が伝わり、連鎖して、最終場面へ繋がっていく。
たぶん「お芝居」的なキチンとした造りになってる。

佐世保弁ががっつりで、すこし分かりづらいところもあったけど、それがぐっときました。
女優さんも男優さんも、良いリズム感で観ていて引き込まれました。

父ちゃんの声が怖かった。

アフタートークでは、父ちゃんは優しい側面もあったんじゃないかと語られていたけど、そうかな、やっぱり怖かった。
そのトークで、HIT!STAGEは 女性が多い劇団(いまふうに言えばガールズ劇団)という話をされていた。
父から独立して、生きていく女性の姿のところまで観たいなと思った。
二女さんは生きていけそうだけど、長女さんは大丈夫だろうか。

そんなに「救い」のお芝居ではなかったと思う。
重いお芝居でした。
面白かったです。

地元でこんなお芝居が観られるんだなあ〜と感動した帰り道でした。



14+ × 劇団HIT!STAGE
『『血の家』』    
福岡演劇フェスティバル
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スケジュール
事務局

佐世保に暮らす女性独特の視点から描かれる森馨由の作品を、初めて劇団外の演出家が演出します。
これまで劇団HIT!STAGEの演出家・田原佐知子の演出にこだわってきた森が、中嶋の演出する作品を観て「この人なら演出を任せてみたい」と大きな決断をしました。既に戯曲を読んだ中嶋は「同じ女性として共感できる部分が多い。この作品にある根幹を壊さずに、いかに舞台にのせれるか」と意気込みを語ります。佐世保と福岡の2つの劇団が、作家・演出家・役者を合わせて行う、まさしく合同公演。2つの劇団にとっても、観に来てくださるみなさんにとっても、新たな世界が開けるであろうこの公演に、どうぞご期待ください。


<あらすじ>
2013年、初夏。
佐世保市重尾街が舞台。
長女、淳子が父の訃報を聞き帰ってくるところから物語は始まる。
17年ぶりに揃う、姉妹たち。彼女たちは、どのように父の死を受け止め、どの様な再出発を目指すのか。
「家族」という集合体の、暴かれない闇と葛藤。そして失われた娘たちの尊厳と生きざまを描く。

(第19回新人戯曲賞最終候補作品)
作:森馨由(劇団HIT!STAGE)
演出:中嶋さと(14+)

出 演 : 村上差斗志、手島曜、朝長舞、徳留春菜、下村結香(以上、14+)
真島クミ、森タカコ(以上、劇団HIT!STAGE)
声の出演:美和哲三(14+)

スタッフ : 
■日程■
4月26日 土 19時00分
4月27日 日 14時
      
開場時間:開演30分前
上演回数 : 2回
上演時間 : 未定
未就学児児童の入場 : ×
■場所■
西鉄ホール
 福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ6F

■料金■
■前売り : 2,500円、ペア/4,500円、トリプル/6,000円
■当日 : 2,800円円 (全席自由)
その他 :
学生 1,500円(前売・当日一律)

■チケット■
・14+ [団体公式サイト]
・劇団HIT!STAGE [団体公式サイト]
・ローソンチケット(Lコード:84302)
・チケットぴあ(Pコード:435-165)

■お問い合わせ■
アートマネージメントセンター福岡
092-752-8880

主催14+
主催劇団HIT!STAGE
主催アートマネージメントセンター福岡
協力パブリックチャンネル

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