2012年3月25日日曜日

寺江圭一朗、牛島光太郎、武内貴子 中国広州で展覧会参加 3/31-5/6 ★日程修正

★中国公式サイトの日程表示が当初連絡を受けていた日程と異なっていましたので
公式サイト情報に変更しました。3/26修正
 

兵庫の藤井達矢さんがコーディネートしてくださった中国広州での展覧会。
福岡からは武内貴子さん、寺江圭一朗さん、牛島光太郎さんが参加します。
(作家選考に関して藤井さんに協力させていただきましたのでお知らせします)
福岡市も後援していただきました、ありがとうございます。

わたしはスタートが紺屋2023夜会2011とカブってていけないんですが、会期中なんとかいけるといいんですけども〜
みなさまよろしくお願いします。

*中国語サイト
这有什么关系——中日当代艺术展(第一回)
http://www.53art.org.cn/index.php?action=art&do=d&id=27

(以下現地入りした寺江さんからのメール3/25付より転載した展覧会概要ですが、いちぶ情報が旧いのでご注意ください)
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■展覧会名
A as A Project 2012 in Guangzhou - China-Japan Contemporary Art
Exhibition vol.1 “relationship”
A as A Project 2012 in 広州 ~日中現代美術交流展 vol.1 「絆」
('A as A'= 'Adventure as Art' or 'Art as Adventure')



■開催趣旨
2010年秋、西日本の兵庫県西宮市北部の小さな集落「船坂」で国際芸術祭「西宮船坂ビエンナーレ」が開催されました。美しい秋の里山風景や木造校舎・茅葺古民家などを舞台とし、この地の人の暮らしや歴史と一体となった現代アートは、現代社会で薄れゆく人と人のつながりをみつめる問題提起ともなりました。ここで総合ディレクターを務めた藤井達矢の立案による、広州での現代美術展です。
年が明けて2011年。日本は東日本大震災という未曾有の災害に見舞われました。あの現実を目の前に突きつけられた私たちははじめ、事の凄惨さに震撼し生き残った者が何をなすべきかさえすぐには見出せないほどでした。そうした中、政治や文化の枠を超えて世界各国から差し伸べられる支援の手に私たちはこの上ない温もりを覚え、それが復興に向けて勇気を持って進む大きな力となりました。
人と人のつながり…その意味の大きさを認識することとなった私たち。今こそ、人と人の関係性を様々な視点からあぶり出し、それらを検証するという作業が必要であると考えます。歴史的背景、文化の違い、世代、ドメスティックなことから国際的な課題に至るまで、その諸相をまずは指し示し、これからのよりよい関係性を探るためのひとつの起点としたい。この検証という作業を、アートを介して行う…それが本展の目的です。
今回は、同じアジアにありながらその国民性は大きく違う中国と日本に焦点を当て、広州の新しい現代美術館「53美术馆」をメイン会場として交流企画展を開催します。日本人アーティストが多数参加する本格的な現代美術展として、中国広州では初の試みです。53美术馆 では本年以降も毎年の継続開催を予定していますし、西宮船坂ビエンナーレとしても広州をはじめ中国人作家の日本招聘を積極的に行っていきたいと考えています。これは芸術による中日交流の大きな架け橋となることでしょう。
日本側ディレクター藤井達矢が日本人作家を選出、中国側ディレクター胡震がそれに呼応した中国人作家を配置し、合計30名前後の質量ともに充実した展示となります。日本人作家は、西宮船坂ビエンナーレ2010参加作家の中から特に人との関係性に視座を置く作家を抽出。さらに、多くの国・人と関わりながら国際的に活躍する作家、そして姉妹都市である福岡市や広東省と友好関係にある兵庫県ゆかりの新進気鋭の作家も含む様々な表現手法の現代美術家を招聘します。滞在制作期間にはアーティスト同士の交流、広州市民や子ども対象のワークショップを通しての交流、さらに様々な催しを予定しています。
震災にあたって、各アーティストも様々な活動を開始しています。チャリティー展による募金や被災地での支援活動など、直接的なものの重要性は言うまでもありません。しかし一方で、ある意味クールに社会を見据え、静かにしかし力強く発信し続け、広く一般に考える機会を提示することこそ、アーティストの果たすべき役割でありましょう。東日本大震災から約一年後となるこの時期に本展の示す問題提起が、より多くの人々の心に届くことを願って止みません。

■概要
参加アーティスト(注・この項目 中国語サイトから転載)
菲利普、開発好明、鈴木貴博、麻谷宏、牛島光太郎、浅野夕紀、山村幸則、上光陽、勝木繁昌、寺江圭一朗、藤井達矢、藤井龍徳、武内貴子、小谷彰宏、阳子+高渐离、増山士郎、中村岳 

展示>>>
オブジェ・インスタレーション・映像・絵画・写真など、多岐にわたる表現手法の作品を美術館施設内随所に配置します。建物内外問わず、美術館敷地やあらゆる空間を存分に活用し、各々の「場」を意識したサイトスペシフィックな展示とします。
了解の得られた広州市街各所(例:美術大学・芸術大学構内、芸術家村敷地内、駅、商業ビル、住宅地、等々)にも連携した展示を行い、観覧客はガイドマップを片手に市内を探索します。その核となるのが、53美術館です。また、作家によってはインターネットを介して常時世界各地と接続する表現もありますので、美術館を中心に点と点がつながり、会期を重ね観覧客が増えるにしたがってそのネットワークが広がっていく可能性があります。美術館の内から外へ、外から内へ、各展示を中継点に人のつながりが広がることになります。

交流>>>
人の関係性をテーマとする本展に、積極的な人的交流は欠かせません。滞在制作期間には各作家の制作過程で広州市民とかかわりを持つことはごく自然なことです。中国・日本のアーティスト相互の交流はもちろんのこと、本展に関わる全ての人(協賛者・後援者なども含む全ての人々)が互いに交歓できる機会を用意します。広州市内芸術大学・美術大学学生、そして日本語を学ぶ学生には、ボランティアとして密接に関わってほしいと思います。参加アーティストによる各大学でのレクチャーも行います。

イベント>>>
参加アーティストによるワークショップを開催します。特に次代を担う子どもたちには、主役となって活躍して欲しいと思います。(美術館造形教室の子どもたちや広州日本人学校の子どもたち)その他関連イベントとして滞在制作期間・展覧会期問わず多角的に展開します。パフォーマンス、ファッションショー、演奏会等、中国人・日本人など国籍に拘らずに本展趣旨に賛同する表現者を受け入れ、関連イベントを配します。

■展覧会場
名称:53美术馆
住所:广州市广园快速路汇苑大街17-21号 (汇景新城南门入口右侧)
電話:+86(0)20-22131500
URL:http://www.53art.com/

■会期
滞在制作・交流期間:2012年3月17日(土)~2012年3月30日(金)
展覧会:2012年3月31日(土)~2012年5月6日(日)
★中国公式サイトの情報に基づき会期終了日修正(3/26)

■日本人アーティスト担当ディレクター
藤井達矢(現代美術家・武庫川女子大学准教授・武庫川女子大学生活美学研究所研究員・西宮船坂ビエンナーレ総合ディレクター)
□協力
遠藤水城(インデペンデントキュレーター)
宮本初音(インデペンデントキュレーター)
池上司(西宮市大谷記念美術館学芸員)

■中国人アーティスト担当ディレクター
胡 震(53美术馆副館長)
Hu Zhen

■アート・スーパーバイザー
李 涼波(53美术馆館長)
Li Liangbo

■エキシビション・スーパーバイザー
肖 麗(現代美術家)
Xiao Li

■主催
53美术馆

■後援
在広州日本国総領事館(内諾済)・広州日本商工会(内諾済)・福岡市(予定) ・兵庫県(依頼中)・他

■メディア後援
万品艺术网、拍卖·收藏、南都周刊、大家·东方艺术、小洲村、荣宝斋、信息时报、南方都市报、时代周报、Life、56网、雅昌艺术网、その他日本のメディア(依頼予定)

(略)

■協力
船坂里山芸術祭推進委員会・船坂里山アートを考える会・他

■問い合わせ1(企画内容・中国人作家・作品等に関して)
53美术馆
广州市广园快速路汇苑大街17-21号 (汇景新城南门入口右侧)
電話:+86(0)20-22131500
URL:http://www.53art.com/

■問い合わせ2(企画内容・日本人作家・作品等に関して)
武庫川女子大学
〒663-8558兵庫県西宮市池開町6-46
文学部教育学科美術研究室 藤井達矢
Mail: artfujii@mukogawa-u.ac.jp

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